AWS資格の勉強方法を調べると、よく名前が出てくる教材の一つがCloudTechです。
自分もAWS資格を複数受験するにあたってCloudTechを使いました。
実際に使った資格は、
- AWS Certified AI Practitioner
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Professional
- AWS Certified Developer – Associate
の5資格です。
結論から言うと、自分はCloudTechをかなり使いました。
ただし、
「CloudTechの問題を何周もすれば受かる」
という使い方はしていません。
自分が重視していたのは、
CloudTechに書かれていることを理解して、同じ考え方を別の問題でも再現できる状態にすること
です。
この記事では、AWS資格5つの勉強でCloudTechを実際に使って感じたことと、自分なりの使い方をまとめます。
CloudTechを使い始めたきっかけ
CloudTechを使い始めた理由は、そこまで特別なものではありません。
AWS資格をいくつか受験しようと思って教材を探していたところ、CloudTechがおすすめされているのを見つけました。
自分としては、
「問題演習が十分にできれば教材は何でもいい」
くらいに考えていました。
AWS試験では、知識を読むだけではなく、実際の問題文を読んで正解を選ぶ練習が必要です。
そのため、問題数が十分にあるCloudTechを使うことにしました。
AWS資格5つでCloudTechを使った
自分は以下の5資格でCloudTechを利用しました。
| 資格 | CloudTech以外の教材 |
|---|---|
| AI Practitioner | 基本的にCloudTech |
| Cloud Practitioner | 基本的にCloudTech |
| SAA | CloudTech+テキスト |
| SAP | CloudTech+テキスト |
| DVA | 基本的にCloudTech |
特にSAAとSAPについては、CloudTechだけではなく別途テキストも使いました。
SAPについては問題文や構成そのものを理解する難易度が上がるため、個人的にはテキストも併用した方が合格しやすいと思っています。
SAPは受験料も安くありません。
そのため、
「CloudTechだけでいけるか試してみよう」
と無理に縛るより、必要ならテキストを追加して慎重に対策した方がいいと思います。
CloudTechの良かったところ① 問題数が多い
CloudTechで一番良かったと感じた部分の一つが、問題数です。
AWS試験ではサービスの知識だけではなく、
問題文の条件から何を求められているのか判断する力
が必要になります。
例えば、
- 運用負荷を減らしたい
- 高可用性が必要
- コストを抑えたい
- 自動でスケールさせたい
- 既存システムへの変更を少なくしたい
といった条件によって、選ぶべきAWSサービスや構成が変わります。
この判断は、テキストを読むだけよりも問題演習を繰り返した方が身につきやすいです。
CloudTechは問題数が多いため、
AWS試験で使う頭の動かし方を何度も練習できる
という点が良かったです。
CloudTechの良かったところ② 本番との距離が近い
もう一つ良かったのが、本番との近さです。
自分が実際にAWS試験を受験したときには、
「これ、選択肢までほぼ同じ問題じゃん」
と思う問題が出たこともありました。
もちろん、CloudTechの問題を丸暗記すればいいという意味ではありません。
むしろ重要なのは、
似た構造の問題が本番に出たとき、なぜその答えになるのか判断できること
だと思います。
問題文や選択肢が多少変わっても、
「この条件ならこのサービス」
「この構成ならこの選択肢は消せる」
と判断できれば対応できます。
自分にとってCloudTechは、知識を覚える教材というより、
本番で使う判断パターンを作る問題集
という位置づけでした。
CloudTechの解説は少し物足りなかった
逆に、CloudTechで微妙だと感じた部分もあります。
自分の場合、一番気になったのは解説でした。
問題演習をしていて、
「なぜこれが正解なのか」
「なぜこの選択肢ではダメなのか」
をもっと深く理解したいとき、解説だけでは十分に納得できないことがありました。
そこで自分は、問題を見ながらAIに質問していました。
問題文や選択肢の内容をもとに、
- この問題は何を聞いているのか
- 重要な条件はどこか
- なぜ正解なのか
- 他の選択肢はなぜ違うのか
- 各AWSサービスにどんな違いがあるのか
を、自分が理解しやすい形で説明してもらっていました。
その方が、自分にとっては理解が早かったです。
※問題文などを外部サービスへ入力する場合は、利用している教材やサービスの利用規約・著作権上の取り扱いを確認したうえで行うのが安全です。
1周目:正解するより「頭の使い方」を覚える
自分のCloudTechの使い方は、周回ごとに目的を変えていました。
1周目で一番重視していたのは、
正答率ではなく、問題を解くための思考を覚えること
です。
まず自分で回答する。
そのあと解説を確認する。
そして、
「この問題は、どう考えれば正解にたどり着けたのか」
を理解します。
例えば、
「運用負荷を減らすという条件があるから、このサービスが候補になる」
「この選択肢は可用性要件を満たしていないから消せる」
といった形です。
正解を覚えるのではなく、
正解までの思考を覚える。
これを1周目で繰り返しました。
2周目:選択肢まで含めて全部理解する
2周目では、理解の範囲をさらに広げました。
正解だけではなく、
問題文と選択肢に書かれている内容をすべて理解する
ことを目標にしました。
例えば4つの選択肢があれば、
「正解がAだからAだけ覚える」
では終わりません。
Bはなぜダメなのか。
Cのサービスはどんな場面なら使えるのか。
Dはどの要件を満たしていないのか。
ここまで確認します。
自分はAWS試験では、この作業がかなり重要だと思っています。
AWSには似たサービスや機能が多いため、
正解を理解するだけでは、別の問題で選択肢の組み合わせが変わったときに対応できない
からです。
問題文に書かれている内容も、選択肢に書かれている内容も、できるだけ理解する。
これを2周目で行いました。
3周目:試験前の仕上げ
3周目は、試験前の最終確認です。
ここでは新しく知識を増やすというより、
これまで理解した内容を本当に再現できるか
を確認していました。
問題を見たときに、
「これはこういう条件だからこれ」
と判断できるか。
正解したとしても、理由を説明できるか。
不正解の選択肢についても、なぜ違うのか分かるか。
ここまでできれば、その問題についてはかなり仕上がっています。
周回数を増やすこと自体を目的にしない
自分は、
「CloudTechを何周したか」
という数字自体には、そこまで意味がないと思っています。
例えば10周していても、
「この問題は前に見たから答えはB」
という状態なら、本番で少し問題文を変えられただけで対応できません。
逆に、2〜3周でも、
- 問題文の意味が分かる
- 正解理由が分かる
- 不正解理由が分かる
- 同じ構造の問題をもう一度解ける
という状態なら、十分価値があります。
自分は、
周回数を増やすのではなく、理解することで必要な周回数を減らす
方向の勉強法がいいと思っています。
CloudTechを何周したかを実績にするのではなく、
何問を自分の力で再現できる状態にしたか
を見る方が重要です。
CloudTechだけでSAPに合格できる?
CloudTechだけでSAPに合格できるかについては、
人による
というのが自分の考えです。
ただ、自分ならSAPではテキストも併用します。
実際、自分もSAPではCloudTechとは別にテキストを使いました。
SAPでは問題文が長く、複数のAWSサービスが組み合わさった構成を理解する必要があります。
自分も最初は、
問題文そのものが理解できない
ことがありました。
そのため一度テキストに戻り、分からないサービスや構成を潰してから問題演習に戻りました。
SAPは受験料も高いため、
「問題集だけで受かるか」
を試す必要はないと思います。
CloudTechで問題演習をしながら、理解が不足している部分だけテキストで補う。
自分はこの方法が安全だと思います。
→ AWS SAAとSAPはどっちが難しい?両方受けて感じた難易度の違い
CloudTechを使ってAWS試験に受かるコツ
自分がCloudTechを使ってAWS試験に受かるために一番重要だと思うことは、
書かれていることを理解して、再現性を取ること
です。
問題の答えを覚えるだけではなく、
- 問題文の意味
- 条件の意味
- 正解理由
- 不正解理由
- 各AWSサービスの違い
まで理解する。
そして似た問題が出たときに、同じ考え方で正解へたどり着けるようにする。
これができれば、問題集で学んだことを本番でも使えます。
CloudTechの解説だけで理解しにくい場合、自分はAIなども使って、
自分が理解しやすい説明に変換する
方法を取っていました。
教材に書かれている説明が唯一の理解方法ではありません。
最終的に、自分の頭の中で説明できればいい。
これが自分の勉強方法です。
CloudTechはこんな人に向いていると思う
実際に使った感想としては、
問題演習を中心にAWS資格対策をしたい人
にはかなり使いやすい教材だと思います。
特に、
- 問題をたくさん解きたい
- 本番に近い形式で練習したい
- 問題からAWSサービスを覚えたい
- テキストを読むだけでは頭に入らない
という人とは相性がいいと思います。
一方、
教材の解説だけを読んで、すべてを体系的に理解したい人
の場合は、CloudTechだけでは物足りなく感じる可能性があります。
その場合はテキストやAWS公式ドキュメント、AIなどを補助として使えばいいと思います。
まとめ:問題数ではなく再現性を見る
CloudTechをAWS資格5つの勉強で使って感じたことをまとめると、
問題集としてはかなり使いやすかった
です。
問題数が多く、本番との距離も近い。
実際、自分の試験ではCloudTechで見たものとかなり近い問題が出たこともありました。
ただし、一番重要なのは、
問題を何問解いたかでも、何周したかでもありません。
その問題について、
「なぜこの答えになるのか」
を自分で説明できるか。
そして、似た問題が出たときにもう一度解けるか。
自分はこれを再現性と考えています。
CloudTechを使うのであれば、
問題を消費するのではなく、問題から判断パターンを回収する。
この使い方が一番いいと思います。


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